日本人弁護士(日本・香港・NY州)による国際相続・海外企業法務

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日本人弁護士(日本・香港・NY州)による
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香港(永住権保有)在住・日本人弁護士による国際企業法務・相続・資産管理

香港で、日本人・日本企業が関係する国際企業法務・国際取引契約・国際相続・海外資産管理の実績(全国対応)を多数有する弁護士の絹川恭久です。

日本、NY州及び香港3つの法曹資格を持ち、日本(15年以上)と香港(5年以上)でそれぞれ実務経験を持っております。
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コロナ下の香港渡航③(隔離ホテル滞在編)

更新日:2021.3.28

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私弁護士絹川は、いまだコロナ騒動冷めやらぬ中、2021年3月に成田から香港に渡航しました。せっかくですので、渡航の体験記を何回かに分けて投稿していこうと思います。今回は自主隔離のために滞在しているホテルでの滞在生活について書きます。それぞれの自主隔離指定ホテルごとにある程度ばらつきはあると思いますが、一つの参考になるかと思います。

隔離ホテルの選択で考えるべき点は・・・

私は香港九龍のチムシャ-ツイ地区にあるキンバリーホテルというところに滞在しました。おそらく築40年以上は経っている比較的古いホテルです。あえて新しいホテルにしなかったのは、新しいホテルはシックハウスなどの症状が出やすいかもしれないと思ったからです。

部屋の先端が三角で出窓兼デスクスペースとなっている

比較的古い割には水回りはしっかり機能し、ベッドは二つ、クロゼット、食器棚、低いが洋服ダンスなどもあり、見たところ過不足はありません。調理関係は事前に調べましたが、湯沸かしポッドはあるものの、電子レンジやIHコンロの類は設置していません。調理器具が湯沸かしポッドしかないことは事前に把握していたので、持ち込む食品類もお湯で作れるものだけを持っていきました。滞在するホテルにどのような調理道具があるかは事前に問い合わせておくといいでしょう。

日光浴(採光)はとても大事

部屋の広さは水回り含めて20㎡くらいで「こんなのか」という感じでしたが、部屋の奥の窓際が三角形につきだしていることがかなりありがたいことでした。というのも、日中正午前後ころ唯一30分ほど隣のビルとの隙間から日光がさす時間があり、その時の光が窓を通してこの三角エリアの床まで差し込んできたからです。正方形の形だとしたら、差し込む日光の量がもっと少なかったと思います。
21日の滞在中一番の問題は、自室はおろかホテルのロビーやジムなどほかのエリアにすら移動できないことです。必然的に外気に触れることや日光にあたることができません。日光を浴びないとセロトニン不足になることが懸念されたので、日中直射日光を浴びることは個人的にかなり重視していました。間取りは事前に調べていませんでしたが、この「先端が三角」という間取りは結果的に正解だったなと思います。

お昼の日光浴(!)

部屋に関して唯一の不満は窓が開かないことでした。定期的に外気に触れることや換気をすることはシックハウス対策や長期滞在にとって非常に重要です。これは事前に調べられたものの、香港のホテルは日本のビジホと異なり窓が開かないものが多いことは分かっていたので、この点にこだわりすぎると選択肢が限られてしまいます。結果オーライなら、と期待していましたが残念ながらこの点はかなえられませんでした。

家具配置の変更(運動のため)

居住スペースの広さは、ベッドが二つあることもあり、日本の平均的なビジホの2倍くらいの大きさです。運動スペースを確保するためにベッドを移動して部屋の端にくっつけて置いたので、何もない床スペースを(三角スペース込みで)2メートル×2メートルくらい確保できました。運動不足を予防するために重要だったので、部屋に入った後家具の間取りをちょこちょこ変えてみました。

次回以降書きますが、床スペースが2メートル×2メートルくらいあると色々なことができます。私の場合は、ヨガマット、縄跳びを持って行ったので、柔軟体操や筋トレができることにくわえ、縄跳びを好き放題できたのがありがたかったです。隔離中はとにかく歩かなくなるので足が相当弱ると聞いていました。筋トレやスクワットでもいいのですが、縄跳びは手っ取り早く足を鍛えるのに便利です。適度に汗もかいてダイエットになるので、縄跳びはぜひおすすめです。

ホテルに来てから気づきましたが、もしもゴルフが好きならば室内のパターセットを持ってきてもいいかなと思いました。パターくらいなら大きな荷物になりませんし、一人の時間は腐るほどあるので、パターを思う存分訓練できます。21日隔離が明けた後、グリーン周りのスコアが劇的によくなることは確実です。

気になるホテル配給のお食事は・・・

次に、気になる食事ですが、自主隔離の指定ホテルは基本的に一泊3食込みの料金で予約するので、朝昼晩全て食事が提供されます。料理は写真のようなランチボックスに入った食べ物が部屋のドアにビニール袋に入れて届けられます。

ありがちな香港のランチボックスセット

夜はご飯、おかず、野菜、添え物、スープがそろっています。朝はトーストとベーコンやソーセージとオレンジジュース。ゆで卵が入っていることもあります。昼はパスタとソースやスープ、カレーのようなものです。とてもおいしいとまでは言えませんが、食べられなくもないので結構楽しめます。
私が事前に用意して持ち込んだ食物は基本的に麺類やおかゆ、コメ類などの炭水化物だったので、ホテルが提供する料理のうち、肉・卵などのたんぱく質、野菜類、根菜類(スープ)などは貴重な栄養源としてなるべく提供されたものをすべて食べるようにしました。

唯一、自分で持ち込みしておらず、かつホテルが提供してくれないのが、酒と果物です。これらは、香港到着後友人が届けてくれました。自主隔離ホテルへの差し入れは、友人、知人がフロントに預けるとそれを係員が部屋まで届けてくれます。どうしても足りないものがあれば、現地の友人などにお願いするのが良いでしょう。冷蔵庫はついていますので、果物やプチトマトなども保存することができます。これら生鮮食物の持つ風味や味わいが生活に彩りを与えてくれるので、できれば差し入れをお願いすることをお勧めします。余談ですが、昔「沈黙の戦艦」という漫画を読んだときに潜水艦に保存食と同時に生鮮食料品も積み込むシーンがありました。隔離された生活にとって、生鮮食品がいかに重要かは身をもって体感しました。

洗濯は自分でやらねばならない(洗濯機無し)

最後に洗濯関係ですが、感染防止対策ということでホテルは基本的にラウンドリーサービスをやっていません。基本的に隔離滞在者を「ばい菌」みたいなものととらえているのでしょう。食事の配給もドアに引っ掛けてピンポンするだけで、決して面と向かって渡そうとはしません。

洗濯紐はスプリンクラーやドアヒンジにかける。

PRC陰性なのにここまでばい菌扱いする医学的根拠はないと思いますが、それはそれとして洗濯は自分でやることになります。ここはバックパッカー時代の経験がものを言います。洗濯紐とハンガー、簡単なつりばさみを100円ショップで買って持っていきました。洗剤はスーパーの箱入り粉末洗剤を持っていきます。風呂のバスタブに湯を張って洗濯物を放り込み、ルーマニアあたりの葡萄酒づくり処女の如く、はだしで服を踏んで揉み洗いします。絞り機が無いので脱水は苦労しますが、手である程度絞り一旦ハンガーに干した後、水が服の下の方にたまってきたらその部分を絞れば、容易に絞ることができます。重力を使った知恵ですね。ここら辺はバックパッカー愛好家なら初歩的な知恵ですが。

以上が隔離滞在での基本的な衣食住となります。生活の本質は、衣食住ですが、食事、睡眠以外にも、運動、洗濯、太陽エネルギーや外気の摂取、という部分が21日という潜水艦クルーのような隔離生活を乗り切るために重要となります。事前に現場を想定してしっかり準備をしていくことが重要です。ソロキャンプや貧乏旅行が好きな人は結構ノウハウが共通しているかもしれません。準備の仕方は人それぞれかと思いますが、21日隔離という未曽有の体験をするにあたっては想像力を働かせてしっかり事前準備をすることが重要です。

次回は、私が持ち込んだ、滞在生活に必要なツールなどを紹介します。

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