信託法学会に入会しました。
更新日:2020.4.21
私弁護士絹川恭久は、2020年4月21日に信託法学会に入会しました。
信託法学会は、信託法に関心を持つ教授、弁護士等の研究者・実務家で構成される学術団体です。
ご存知の通り、2007年に改正信託法が施行されて以降、我が国でもより信託制度を利用した財産管理の在り方が議論されるようになりました。家族信託や事業信託がその例です。しかし、改正後間もないこともあり、信託と私法上の各種法制度、例えば相続(遺留分減殺)・破産・登記との関係など、いまだ見通しが明らかでない論点も多く存在します。
同学会はそういった論点について、実務、学術の双方向から知見を集めることにより、信託法についてのより深く正確な理解を深めることを目的としております。年に一度程度シンポジウムを行い、そういった研究の成果が会員に共有されております。
私自身も日本の弁護士として、相続、事業承継、生前の財産承継の場面などで信託法に接する機会もございます。新たな法分野ですので独断で誤ったアドバイスをすることがないよう、信託法学会での最新の議論を吸収していこうと考えております。
信託法学会にご興味がありましたらこちらをご参照ください。信託法学会のホームページ
今後ともどうぞよろしくお願いします。
弁護士 絹川恭久 拝
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