日本人弁護士(日本・香港・NY州)による国際相続・海外企業法務

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日本人弁護士(日本・香港・NY州)による
香港財産相続・海外企業法務
香港(永住権保有)在住・日本人弁護士による国際企業法務・相続・資産管理

香港で、日本人・日本企業が関係する国際企業法務・国際取引契約・国際相続・海外資産管理の実績(全国対応)を多数有する弁護士の絹川恭久です。

日本、NY州及び香港3つの法曹資格を持ち、日本(15年以上)と香港(5年以上)でそれぞれ実務経験を持っております。
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私の香港PCRテスト合格(Positive)体験記①

更新日:2022.6.14

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私、弁護士絹川は、2022年6月12日に香港に入境しました。

前回は2021年3月に香港入境し同年4月に日本に帰国しましたから、およそ14か月ぶりに香港に入境したことになります。

今回の入境手続では、前回(2021年3月)の時と異なり、(ワクチン接種者は)自主隔離ホテルでの隔離期間が「3週間⇒1週間」に短縮されるなど、ある程度緩和されております。

前回同様、自分の体験を元に、これから香港に入境しようとする人たちへの参考になれば、と思って本投稿をすることにしました。全部で2-3回程度に分けて書いていこうと思います。

ここで前置きになりますが、私は入境時の香港空港でのPCRテストで見事「陽性(Positive)」と判断されました

不幸中の幸いにも、陽性が判明したのが入境後の自主隔離ホテルに移動した後(入境の翌日)だったため、香港国際空港から日本に強制帰国などさせられることはなく、香港入境自体に支障はありませんでした。

私自身の体調には全く支障がなく、陽性(Positive)の判断が出たことは青天の霹靂でしたが、自主隔離ホテルから別の施設への移動をさせられるなど、面倒なことに間違いはありません。

しかしせっかくの体験ですから、この内容を公開して、これから香港に入境しようとする方、香港で不幸にもPCR陽性の判定を受けてしまった方、に役立てていただければと思っています。

カクテルのような空と富士山

日本出国前の準備について

本題(Positive判明後の体験記)に入る前に、現在の香港の入境手続についてまとめていきます。

まず日本の出国準備から香港への渡航までの手順ですが、ここでは細かく説明しません。

最新の香港の入境要件については、在香港日本領事館の情報が一番新しく正確ですので、そちらの香港入境についてのページをご参照いただければと思います。

また、日本の出国までの手順については、大体私の前回(2021年3月)渡航時の体験記投稿(コロナ下の香港渡航①)でカバーしております。

前回と今回の違いは、関東近県から成田空港へのアクセスが若干改善していたことです。成田エクスプレス以外もスカイアクセスなど私鉄各社も運行を再開していました。

また、成田空港内の店舗も半分程度は閉まったままでしたが、開いている店舗も結構ありました。
空港内での買い物(コンビニ)や飲食(フードコート、レストラン)も利用可能ですので空腹用の食べ物を自宅から持っていくまでの準備は不要かもしれません。

出国手続後の免税店もいくつか開いてます

しかし午後4時に閉店してしまう店もあるなど、やはり営業はコロナ前の通常通りとはいきません。

概して、コロナ前と比べて40-50パーセント程度の回復、といったところでしょう。

香港入境の際の手続きについて

次に飛行機が香港国際空港に到着した後の各手続きについてお話しします。

本投稿(2022年6月)時点で、ワクチン2回以上摂取した証明書を持参した人は、香港入境後7日間(7泊8日)のホテルでの自主隔離のみで町中に外出することができるようになります。
前回(21年3月)は21日間(21泊22日)だったことを考えると、相当緩和された印象です。

従って、入境前に指定の自主隔離ホテルでの7日間の宿泊予約証明を持参します。

ここで気になるのは、香港行きの飛行機が予定外に深夜遅く到着した場合や、空港内で検疫(PCR検査)等をしている間に深夜0時をまたいで翌日になってしまった場合は、「7日間の宿泊予約」はいつを起算点として計算するのか?という問題です。

この点は、他の人の例も確認しましたが、結論から言うと「予約した飛行機の到着予定時刻が深夜0時より前」であれば、仮に飛行機が遅延しても(入境前の手続きが遅れてしまっても)飛行機の予定時刻(日時)通りの到着とみなされる、ということです。

つまり、予約した便が6月1日22時の到着予定であれば、仮に飛行機が遅延して6月2日の午前0時1分に到着しても、「6月1日に到着したもの」として扱われ、自主隔離ホテルの7日間の計算は6月1日から開始される、ということになります。

すなわち、ホテルの予約証明としては、このような場合でも6月1日から6月8日までの7泊8日分を予約しておけば足りる、ということになります。

このことと同様ですが、仮に飛行機(6月1日22時の到着予定)が22時に到着したが、PCRテストや入国手続きで時間がかかり、香港国際空港のImmigrationを通過(入境)した時間が深夜0時以後(例えば6月2日の0時10分)だったとしても、同様に6月1日から8日のホテルの予約証明で足りる、ということになります。

香港国際空港のPCR検査エリア(相当距離歩きます)

香港入境時の手順については、ここでもまた 前回(21年3月)渡航の時の体験記投稿 (コロナ下の香港渡航②)を引用します。
前回との違いで言えば、空港でPCR検査の結果を待たずにそのまま入境できた、という点です。

大雑把に言うと、飛行機を降りると順路に誘導され、無人電車に乗った後てくてく歩いていると、入境時に持参の必要がある書類をチェックされ、途中で防護服を着た職員にPCRテストの検体を採取(鼻の奥に棒を突っ込む)されます。
その後自主隔離を命ずる書類(Self Quarantine Order)やワクチン接種済みのQRコードが記載された書類などを渡されます。

前回(21年3月)の入境時にはめられたGPS付のリストバンドは、今回ははめられませんでした。リストバンドをつけたまま隔離生活するのは不便だし、そもそも自主隔離ホテルの部屋からは物理的に出られないのだからGPSで位置情報を特定するのも意味が無い、ということに気づいたのでしょうか。

イミグレを通って出境し、荷物を受け取ったら指定隔離ホテルまでの送迎バスを待って乗り込みます。空港からホテルまでの交通費は政府持ちで節約(?)できるということです。

そんなこんなで、前回(21年3月)とは若干手続きが異なりましたが、飛行機がゲートに到着してから全ての手続きを終えてホテルに到着するまでに、やはり2時間半から3時間程度はかかってしまいました。

私は22時頃に到着した飛行機で、入境後ホテルに到着したのは深夜午前1時を回っていましたから、その日はさすがに疲れ果ててしまいました。

香港国際空港の島ターミナル(200番台)あたりが検査エリア

以上、日本出国から香港入境までをまとめると、

以上の通り、今回(22年6月)の入境は前回(21年3月)の入境と比べるといくつかの点でマイナーチェンジしていました。しかし、出国前に
 ①ワクチン接種証明 ②PCR陰性証明 ③自主隔離ホテルの予約証明 ④健康状態の宣言書(QRコード発行)
など、いくつかの書面要件を満たすことが必要であり、日本からの出国前にこれらの書類を準備するのに非常に手間がかかります。

どれか一つでも落としてしまうと、香港に入境できずに帰りの飛行機で日本に帰らされてしまいます。

このように出国前の手間が非常にかかることはコロナ前との大きな違いです。
今後これらの面倒な手間が徐々に緩和されていくのでしょうか。もちろん緩和されてコロナ前同様に行き来しやすい状態になることが望ましいです。

しかし、何でも世界がコロナ前と同じようになるのか、というと私は少し懐疑的です。一度こういった「国境を越えた行き来」に対して制約ができてしまうと、簡単には元に戻らないのではないか、という悲観的な気持ちになってしまいます。

とりあえず、ここまではごくごく一般的な情報として、日本出国から香港入境までをざっとまとめました。

次回はいよいよ、私がPCRテスト「陽性(Positive)」と判明し、自主隔離ホテルから別の隔離施設に移送されたときの経緯について、詳細を報告していきます。

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